今日は長男のこと。
日曜日は中1長男が拳法のトーナメントに出場しました。
小1から週1回のペースで始めた習い事。
唯一、今も続けている習い事です。
それがもう7年目とは。。。
小4と小5のときにも出場したトーナメント。
その時は初戦で敗退。
あまり闘志が感じられないタイプなので
正直、拳法も彼に合っているのかどうかわからなかった。
もうちょっとがんばってもいいんじゃないかな、
なんてことすら思ったことも。
そして迎えた今年のトーナメント。
コロナの影響で去年は開催されず、そして今年は
日程が変更されたりというのはあったものの、
緊急事態宣言も解除されたばかりの10月初旬に
開催されました。
そして結果は。
なんと中1重量の部で準優勝。
見ているこっちはずっと口から心臓が出そうなほど
緊張していました。
口には出さなかったど、
私の目標は彼が初戦に勝つことでした。
それがまさかの準優勝。
今までに、これほど子どもの成長を感じたことは
なかったかもしれません。
「ただの週1回の習い事。」
そう軽んじていたのは親である私。
猛省しました。
今まで長男がどれだけ真剣に
工夫して、考えて、努力して
練習を積み重ねてきたのか。
全く分かっていなかった私。
私は嫌がる子供を無理に習い事に連れていくのは
絶対に嫌だった。
でも自分の中でそれが正しいのかどうかはわからない。
ムリしてでも連れていくことで鍛えられたり、
習慣化して得意になったりすることもあるかもしれない。
でもせっかくの習い事なんだから、楽しんでほしいと思う。
好きなことをやってほしいと望んでいる。
彼にとって拳法は、ただなんとなく続けているものなのだろうか?
位置づけがよくわからなかった。
でも続けることに意味があるから
それでもいいと思ってた。
でも、トーナメントで汗だくになって
4戦続けて戦っている姿を見て
今までどれだけ真剣に努力を積み重ねてきたのか
やっと理解した。
これからまた数年後には受験、高校入学があって
どうなるのかはわからないけれど
こんな経験を重ねていくことで
自分に自信ができてそれが人生の糧になっていくのかな。
そして今回のトーナメントを一緒に見て
指導してくれる先生や友達にも感謝。
背がひょろりと高く、決して「パワー系」ではない長男。
そんな彼に、彼にしか出せない良さを
存分に引き出せるよう指導してくれた先生。
人それぞれの良さを伸ばしてくれる。
パワー系とは同じことはできないけれど
彼らができないことを強みにする。
それを指導してくれる先生も
ちゃんとその意図を理解している長男もすごい。
どれほどの愛情のこもったまなざしを持った
大人と地域でかかわりあえるか。
それが、将来子どもたちが幸せな大人になることに
深くかかわっているような気がします。
たくさんのおもしろく、愛情深い大人に囲まれている。
そんな多くの大人とかかわることで
いろんな人、いろんな道があるのだと
いうことを知ってほしい。
そして
会場につくまでは緊張で無口だった長男も
いつも一緒に練習している仲間と話すことで
緊張もほぐれ笑顔になりました。
友達の存在って大きいな。
終わって、帰宅する道中も、帰宅してからも
興奮冷めやらぬ長男。
「拳法続けててよかったわ!」
いただきました、この言葉!
私もホントにそう思うよ。
トーナメントで準優勝したことはもちろんうれしい。
けれど
それ以上にもっと大きなものをプレゼントしてもらった
そんな気がしています。